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非静力モデル

水平方向の波長が鉛直方向よりずっと長い場合は静力学平衡でよい。 しかし同程度かそれ以下になると静力学平衡の仮定は使えない。 非静力モデルでは、静力学平衡の式の代わりに、鉛直方向の運動方程式を用いる。 さらに圧縮性流体を考える場合は、連続の式

\begin{displaymath}
\frac{1}{\rho}\frac{d\rho}{dt}+\nabla \cdot \vec{v} =0
\end{displaymath}

を用いて 3 次元の密度(または気圧)を未知数として解く必要がある。 それに対して、非弾性近似・ブジネスク近似のモデルでは連続の式は $\frac{\partial \rho}{\partial t}$ を含まないから予測方程式ではなく、 境界条件が与えられた診断方程式となる。詳しくは小倉 (1997) [2] 参照。 圧縮系非静力モデルには音波も含まれる。 非静力モデルの開発では、現在では圧縮系が主流となりつつある。