既存のモデル評価もしくは新規のモデル開発にあたり、様々なモデルの評価・比較実験が提案され実行されている。その中で特に有益と思われるものを列挙する。
(Williamson et al, 1992) 和訳 (html版, pdf版(1.12MB))
(Held I. M. and M.J. Suarez, 1994) 和訳 (html版, pdf版(672kb))
気候モデルの力学過程のテストケースとして用意されたもの。Williamson のものと目的は似ているが、こちらは3次元モデルを1200日積分を実行しており、より実際的で長期なシミュレーションをターゲットとしている。また方程式系に簡単な forcing を与えるというやり方をとっており、もとの方程式系は静力学でも非静力学でも構わない。
今後の主流となる「非静力学モデル」の開発にあたり、とりわけ急峻な地形の取り扱いに関する問題点を明らかにするために、京都大学大学院の里村雄彦助教授により提案されている実験。2次元ドライモデルの設定で、様々な傾斜角をもつベル型の山を置き、その定常状態を見る設定。
関連リンク
Skamarock and Klemp(1994) が最初に提案したもので、非静力学モデルを用いて重力波のシミュレーションをすることによりモデルの評価が可能である。一様な場に温位の初期擾乱を与えて擾乱を励起させる。非圧縮を仮定した場合には解析解が求まるので、容易に比較をすることができる。
http:://www.mets.dyndns.org/proj/testcase/index.html